@勉強中 (20) -手軽な撮影機材いろいろ
月イチぐらいにまったり通っているブツ撮り写真のワークショップですが、今回は、簡単な機材を使ってのライティングの勉強でした。
本格的な撮影機材は価格も高いし、サイズが大きくて重量もあったりします。普通に家で撮影したり、プロの方の仕事でも、現場に持って行く荷物を減らすのに役立つ機材を実際に使ってみました。
完全手作りみたいなものもあったのですが、私のように不器用な人でも、比較的簡単に活用できそうなものについて、書いてみたいと思います。
まず、ひとつめ。撮った写真がコレ。
金属で出来たカマキリのオブジェですが、ちょっとドラマティックな雰囲気に。
このライティングに使っているのが、市販のLEDのペンライトです。クリップに挟んで、スタンドに固定しています。
LEDの光は、直進性がある、というか、まっすぐな光らしいです。なので、結構はっきりした影が作れます。光源と被写体の距離によって、影のくっきり感は違ってきます。下に敷く紙によって、いろいろ雰囲気を変えられると思います。
次に、コレ、なんだかわかりますか?
実は、現像したポジフィルムををチェックするための、ライトボックスという機材です。下からの灯りで透過して見ます。フィルムをやめるスタジオや個人が増えているため、中古品が7,8千円から1万円位で出回っているらしいです。
これをこんな感じで使用しました。
本格的な撮影であれば、アクリル板を立てて、後ろからストロボを当てるところです。
最終的には、こんなセットアップで。
外側は、市販の撮影用ボックスです。コンパクトに折り畳んで持ち運べるタイプです。
前面も閉じることができます。撮影用のスリットが空いています。
こういった照明の良いところは、ストロボと違ってずっと点灯しておいて確認できるところだと思います。あまり熱くならないので、安全でもあります。
先日の人物撮りのワークショップでも何度か話に出たことですが、デジタル化による大きなメリットのひとつは、コストと手間の削減です。
ブツ撮りの場合は、写り込みなどのコントロールに手間がかかるわけですが、ソフトでの修正も計算に入れて作業をすることで、かなり楽になります。
次の写真は、上記のボックスの中で、簡単な照明で撮ったものです。
よく見ると、前面にボックスのスリットとカメラが写り込んでしまっています。これを写さないようにするためには、本来なら、ボックスの中に更に何かカバーするものを立てたり、もっと遠くから撮影できるよう、大掛かりなセットを組む必要があります。
でも、この程度なら、はっきり言って、フォトショップを使えば結構簡単に修正可能なワケです。
本格的な商品広告撮影は別として、簡単なブツ撮りであれば、十分なレベルの写真は、いろいろ工夫すれば結構低コストで迅速に撮ることができる、ということですね。
低コストでシンプルなやり方で最大限キレイに撮る、というスキルが、ウェブ時代に一番求められていることなのかもしれません。
本格的な撮影機材は価格も高いし、サイズが大きくて重量もあったりします。普通に家で撮影したり、プロの方の仕事でも、現場に持って行く荷物を減らすのに役立つ機材を実際に使ってみました。
完全手作りみたいなものもあったのですが、私のように不器用な人でも、比較的簡単に活用できそうなものについて、書いてみたいと思います。
まず、ひとつめ。撮った写真がコレ。
金属で出来たカマキリのオブジェですが、ちょっとドラマティックな雰囲気に。
このライティングに使っているのが、市販のLEDのペンライトです。クリップに挟んで、スタンドに固定しています。
LEDの光は、直進性がある、というか、まっすぐな光らしいです。なので、結構はっきりした影が作れます。光源と被写体の距離によって、影のくっきり感は違ってきます。下に敷く紙によって、いろいろ雰囲気を変えられると思います。
次に、コレ、なんだかわかりますか?
実は、現像したポジフィルムををチェックするための、ライトボックスという機材です。下からの灯りで透過して見ます。フィルムをやめるスタジオや個人が増えているため、中古品が7,8千円から1万円位で出回っているらしいです。
これをこんな感じで使用しました。
本格的な撮影であれば、アクリル板を立てて、後ろからストロボを当てるところです。
最終的には、こんなセットアップで。
外側は、市販の撮影用ボックスです。コンパクトに折り畳んで持ち運べるタイプです。
前面も閉じることができます。撮影用のスリットが空いています。
こういった照明の良いところは、ストロボと違ってずっと点灯しておいて確認できるところだと思います。あまり熱くならないので、安全でもあります。
先日の人物撮りのワークショップでも何度か話に出たことですが、デジタル化による大きなメリットのひとつは、コストと手間の削減です。
ブツ撮りの場合は、写り込みなどのコントロールに手間がかかるわけですが、ソフトでの修正も計算に入れて作業をすることで、かなり楽になります。
次の写真は、上記のボックスの中で、簡単な照明で撮ったものです。
よく見ると、前面にボックスのスリットとカメラが写り込んでしまっています。これを写さないようにするためには、本来なら、ボックスの中に更に何かカバーするものを立てたり、もっと遠くから撮影できるよう、大掛かりなセットを組む必要があります。
でも、この程度なら、はっきり言って、フォトショップを使えば結構簡単に修正可能なワケです。
本格的な商品広告撮影は別として、簡単なブツ撮りであれば、十分なレベルの写真は、いろいろ工夫すれば結構低コストで迅速に撮ることができる、ということですね。
低コストでシンプルなやり方で最大限キレイに撮る、というスキルが、ウェブ時代に一番求められていることなのかもしれません。
by zebby_kk
| 2010-02-13 01:59
| 写真の話