人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「岩合光昭どうぶつ写真展」@川崎市民ミュージアム

先日ぜひ行きたい!と言っていた、川崎市民ミュージアムでの「岩合光昭どうぶつ写真展」、行ってきました!

Kawasaki City Museum

写真展はとても盛りだくさん。アフリカや各国で撮った写真のコーナー、神奈川で撮ったネコたちのコーナー、また、前回も書いた一般から募集した写真のコーナーもあります。

アフリカなどで撮った写真は、地球を大切に、生物を大切にという、ひとつながりのメッセージが写真ごとに添えられている、という斬新な展示でした。

この展示方法に関しては、子どもの学習とかにはいい気もしますが、つい、なんていう動物?どこで撮ったの?というのを知りたくなってしまったり、逆に作品としての写真に没頭したいと思ったり。

最後のほうに、各写真に動物の名前の解説がついているポスターが貼ってはありましたが。

あと、順路がめちゃわかりにくかったです。詳しい順路図を渡されたのにあっさり間違え、しかも、係員の方が親切に注意してくれる! メッセージがつながらなくなりますから(笑)。

ちょっとシニカルに書いてしまいましたが、試みとしては斬新で面白いですし、写真ももちろんとても素晴らしかったです。


さらに興味深かったのが、一般公募の写真展。一般から送られてきたものを無審査で展示しているのですが、岩合さんの「お気に入り」にリボンがつけられているのです。

それを見ると、岩合さんがどういう写真が良い動物写真と考えているのがはっきりわかり、とても勉強になりました。行かれた方は、このコーナーも必見です。


岩合さんの写真展の後、上階でピンホール写真展を見たりしました。

その後、最初から気になっていた、外のオブジェを見に。

これです。

Kawasaki City Museum

このスチームパンク風(?)のカッコいいオブジェは誰の作品?と思っていたら、これは昭和初期に使われていた「トーマス転炉」という製鋼炉だそうです。よくわかりませんが、なんか金属を作るための、おっきなキカイってことですね ... 。

このデカイ歯車(?)みたいのとか、鋲みたいのが、めちゃくちゃカッコいいです。

Kawasaki City Museum

Kawasaki City Museum

こちらも何か同じようなキカイ?と思ったら、カッターヘッドという掘削用のキカイだそうです。

Kawasaki City Museum

川崎のミュージアム、ずいぶん以前も行ったことがあり、駅からバスでやたら遠いイメージだったのですが、今回行ってみたらそれほどでもなく、近隣に緑地などもあり、また良い展示があったら来ようと思いました。

Kawasaki City Museum

美術館内部の窓から。隣はグラウンド。

Kawasaki City Museum
by zebby_kk | 2011-06-09 02:23 | 写真の話