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いろいろ@東京都写真美術館

たまには写真の話を。

午前中に恵比寿に用があって出かけたのですが、ちょうど良い機会なので、お昼から写真美術館をゆ〜っくり見てきました。


今現在、このような3本立てでやっていますが、全部見ました!


早起き鳥は虫をゲット!(朝寝の虫は一生の不覚)


TOKYO METROPOLITAN MUSEUM OF PHOTOGRAPHY

まず、地下1階の、「写真新世紀東京展2008」。

キヤノンが主催している、一般公募展らしいです。「写真」のワクにとらわれない、変わった制作方法や展示方法があり、面白かったです。写真に刺繍(?)してあったり、原形をとどめないほどコピーしまくってあったり ... 。

個人的には、ストレートな写真ですが、田口真人さんという方の闘犬の写真が興味深かったです。

戦う犬や、犬を育てている方の写真などで、性質上血腥い感じもあるのですが。

戦っているところに関しては、シーンを切り取るという点では、少しだけライブ写真と共通したところもあるような気もします。エキサイティングでした。

次に、「ヴィジョンズ オブ アメリカ 第3部 アメリカン・メガミックス 1957-1987」です。

Poster

第1部から年代順にやっていたものの第3部。これは、1957年から1987年という、アメリカの熱い時代。

ベトナム戦争や公民権運動などが写し取られています。

先日ボストン美術館で見たばかりの、ユーセフ・カーシュも何点か。ジョージア・オキーフが納屋(?)に座っている写真はボストンにもありました。カーシュの、ウォホールのポートレートが面白かったです。

その他も、写真の力を感じる良い写真ばかりでした。

最後に、「日本の新進作家展vol.7 オン・ユア・ボディ」。

2

ある写真家の方のブログに、あまり好きになれなかったように書いてあったので、どうしようかと思ったのですが、ま、セットだと500円だし、ということで見てみました。

何も考えずに見始めて、これは面白い!

特に、志賀 理江子さんという方の写真が、とてもカッコ良かったです(リンクをぜひ見てみてください)。イギリスで勉強されたとかで、UK的テイストなところも好きな要因かもしれませんが。

他の方もとても良かったのでお勧め。いろいろなコスプレ?をして自分を撮影して有名になった、澤田 知子さんの作品も初めてナマで見ました。ちょうど、ビジョンズ・オブ・アメリカの最後が、同じくいろいろ仮装した自分を撮っている森村昌泰さんだったのが面白かったです(偶然だとは思いますが)。

ふと気づいたらなぜか女性作家だけでしたが、リアルな女性性というのはハナにつく、という方にはダメかな ... 。

帰りがけに、少しその辺の草花を。

Leaves

Flower

Flower

Leaves

そろそろクリスマスですね。

False fruits

ニセモノのはっぱ。

False leaves

* 今回結構Lightroomでいじってます。
by zebby_kk | 2008-11-09 00:07 | 写真の話