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マン・レイ展@国立新美術館

先日の話ですが、国立新美術館でマン・レイ展を見てきました。

六本木カイワイって、相変わらず微妙に陸の孤島(?)で足が向きにくいんですが、最近あの辺りに出没しているので、通りすがりに。

THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO


しかし、マン・レイさん、実は(例によって)有名な写真のいくつかぐらいしか見たことなかったのですが、今回の展覧会は非常に総合的・網羅的で色々な絵画、立体、写真その他が見られて、大変勉強になりました。

最近、そういう展覧会増えているような気がします。いろいろなアート作品も、有名どころの作品はたいがいもう日本で展示されてしまっているから、こんなすばらしい作品がナマで!的な感じでは、展覧会も成り立たないんでしょうね。キュレーターさんも大変だ ... 。


で、マン・レイさん、本当にアイデアにあふれた、多才な方だったんだな、とあらためて実感。

こういう方を見ると、毎回、デジタル時代に生きていたらどんな作品を作ったんだろうと思ってしまいます。


ソラリゼーションとか、今なら簡単にレタッチで出来てしまいます。そういう技術的、ひいては経済的制約がどんどん無くなってきた時代だったら、さらにもっともっとトンデモないことをやっていたのだろうか、と。

マニアックな方向に行くのか? 橋をつつんじゃう、みたいなダイナミックな方向に行ったのか?


写真は、美術館内部など。クヤシイけど、毎回写真撮りたくなっちゃいますね。

THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO

THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO

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