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行きつ戻りつ。

ネットニューズのGIGAZINEを見ていたら、面白いモノを発見!


フランスの写真家の方が、24日間で世界を回って撮った写真をつなぎ合わせたムービー!


「Around the world in 2000 pictures」


詳細は、この記事を見て頂くとして、このぱらぱら漫画に音楽、という発想は、まさにmotion picture sound track!

って、別に前からある手法ではありますが(笑)。


もちろん、この世界一周ムービーは、世界の都市をめぐっている、というそのスケールの大きさがまず面白いし、都市から都市への切り替えのときの画像も凝っているのですが、なんと行っても写真の連続というのが、見てみたら予想以上に面白かったです。


これは、動画の編集では出せない面白さ。


ポイントは何なのかを考えたのですが、ひとつは、実は写真のほうが、より「人間的」なのかもしれない、と。

人間がものを見て認識するときは、ぼーっと車窓を眺めるとか、カフェに座って道行く人を眺める、というときはムービー的な視点だけど、道を歩きながらキョロキョロするときは、実は、写真的にポイントごとに目をやっているのかもしれないです。


いや、ちがうかな?


あと、ニンゲンの記憶、というのは意外とコマ送りで、なので、ムービーを見ているときは実体験の追体験だけど、写真の連続は、記憶の追体験なのでは?


とか。


いろいろ考えましたが、いまいちよくわからず。でも、とても気になるテーマなので、しばらくアタマの片隅で考えたいと思います。

大は小を兼ねる的に、写真はムービーに吸収されるんじゃないの、と考えていましたが、そんなに簡単でもないような。でも、逆に、ムービーが普通になってくると、ニンゲンの意識自体が変わってくるのでは、とも。


ということで、motion picture soundtrack。近日、新作も公開予定です。




by zebby_kk | 2011-03-24 01:12 | 写真の話