写真展用ブック作りました。
昨年、東日本大震災の被災地を訪れて撮影し、8月の末に二子玉川ライズの広場で行われたチャリティコンサートの会場で展示させて頂いた写真39枚に、今回追加写真1枚と、簡単な「前書き」を加えました。

このブックの写真は、当時展示した写真そのものを、ピンの穴の跡も、お子さんが指差して付いた指の跡も、突然振り込んで来た雷雨のよごれも、すべて付いたままです。
今回、自分でも久しぶりにしみじみ手元で眺めて、また、感慨を新たにしています。
リアルに写実的な写真は、他の展示写真とは一見つながりが無いようにも見えそうですが、より多くの方に見て頂きたいのと、同じ時期に撮った自分の「作品」には違いないということで、会場に置くことにしました。
ご来場頂いた方は、ぜひこちらもご覧頂ければと思います。
B4サイズなんで、ちょっと重いんですけど ... (汗)。
写真は、8月に訪れた陸前高田市。市役所や商店街が並んでいた市の中心だったが、津波にほぼすべて流され、まるで爆心地のような様相になっていました。
