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横浜トリエンナーレ2008 (2) @三渓園

先日も行った、アートイベント、横浜トリエンナーレの続きに行ってきました。


この横トリ、横浜中心部のかなりいろいろな場所で分散して行われており、2日有効のチケットで全部見るのはかなり大変。


なので、アート鑑賞に名を借りた散歩、という感じで、まったり行ってきました。今回は、三渓園。横浜本牧にある庭園です。明治時代に生糸貿易で財を成した原 三溪さんが作ったそうです。

→ 2008年11月 横浜トリエンナーレ@三渓園(すべての写真を見る)

Yokohama Triennale@Sankeien Garden


実は、私自身ここから遠くないところで生まれ、子供時代を過ごした地元民。三渓園はむか〜し行ったことがあるのですが、スゴく久しぶり。門をくぐった途端に、記憶がほとんど無いことが判明(涙)。


こんな立派な庭園だったなんて ... 。


池、おぼろげな記憶よりデカい!



Pond


それはともかく、トリエンナーレ。会場ではいくつかの展示などがあるようなのですが、三渓園の入り口には横トリのパンフなどは見当たらず、例によって下調べしなさすぎのため、とりあえず、だらだら庭園内を進む。

こんな感じで、時々案内が。

Yokohama Triennale


人数制限などで入りそびれたところなどもあり、あまり見れなかったのですが、印象的だったのが、中谷芙二子さんという作家の人工霧を使った環境作品。


雨月物語 - 懸崖の滝


庭園の中の小さな滝や竹林のところに、人工的に霧を発生させ、幽玄な雰囲気を醸し出しています。

Trees

間欠的にランダムな感じで霧が押し寄せて、時には霧に全く包まれてしまいます。

Fog

滝の周りだけでなく、発生した霧が庭園内に広がり、他の場所でもまるでレインフォレストのような幻想的な雰囲気になっていました。

Fog

Fog

Trees

三渓園自体も、再発見・再認識しましたが、とても美しい庭園で、また別の季節に訪れてみたいと思いました。

Garden

Paper lantern

Fatsia

Camellia

そして夕暮れ。蓮の池。

Lotus

おまけあり。↓



原三渓さんは、歴史的建造物を三渓園に移築したり、美術品を集めたり、ご自分でも書画をものしたりなさったそうですが、料理もいろいろ考案されたとかで、そのひとつを、園内で食べられます。


三渓そば。汁なしの細うどん。油であえてあります。なかなか風流なお味。こぶ茶付き。

Noodle

あと、もうひとつ気になるメニューが ... 。

Menu

ほ、ホットーヒー????

以上。